Kansas Diary～カンザス日記

さて、お盆休み最後ということで、赤目四十八滝から
鳥羽へ抜けて、志摩（英虞湾）まで足を伸ばした。

英虞湾まで足を伸ばしたのは、サミットの賢島を観るためではなく
「真珠取り出し体験」に参加するためだ。

前日の夜にネットで予約して、次の日の朝には
予約満員と表示されていたので、ぎりぎりだったようだ。
（当日予約も可のようですが、混み具合によっては
予約取れない可能性あり。）
前日までの予約をお勧めします。

まずは、簡単な真珠に関する説明、解説があり、
これも結構、ためになる。
真珠ってアコヤ貝だけじゃないんですね、、世界的には。
核入れから、細胞入れなどの知らない、真珠作りの
過程が新鮮でした。
売り物のようなシミのない、きれいで、まん丸の真珠は貴重で、
１００個に２～３個くらいと言われてました。
１０個に１個くらいは、核をはき出したりして、
真珠を含まないアコヤ貝もあるとのことで、
その場合は、別の貝を追加料金なしで開けてくれます。
真珠が入っていた場合は、小さかろうが、大きかろうが、
色がよかろうが、悪かろうが、取り出し体験料金
１０００円を払わなくてはいけません。

その後、網の中の貝から、好きな貝を選ぶ。

おじさんが貝を開いて、貝の触診をしてくれるので、
その時点で入ってるか、入ってないが判明する。
この時点では、丸いのか、形が悪いのか、
色はきれいか、などはわからない。

自分で切り裂いて、出してみるまで、
わからないので、この「運試し感」も良い感じだ。

その後、自分で切り裂いて、確認する。
キラッと見えたときは、やはり感動しましたね。

その後、塩もみして、ぬめりを取る。
そのまま、持ち帰ってもいいし、各種アクセサリーに
加工してもよし。

ピアスや指輪、ペンダント、ストラップなど各種金具が
準備されており、好きな金具を選んでお願いすれば
その場で、真珠に穴加工をしてくれて、接着までやってくれます。
それらは、金具類の種類によって料金も１０００～数千円まで様々。

宝石店のような高級さはないですが、自分で取り出した真珠で
自分のアイテムを作れるので、これはこれで別の種類の
楽しみと思い入れが出来る、新鮮な体験でした。