メンテ その22017年11月19日 00時00分00秒

さて、二夜連続、ラジコン、メンテナンスのお話です。

機械系の仕事などやったことある人ならすぐわかると思うが、
機械には「遊び」=「ガタ」≑「バックラッシ」が必要だ。
歯車と歯車が合わさる時によく使われるが、1枚目の歯が動き始めて
同じタイミングで2枚目の歯が動くような取り合いは、
バックラッシゼロで、一般的に歯面に負荷がかかり、
耐久性が落ちる。よって、1枚目が動いてから、ちょっとして2枚目が動き出す。
(非常に微少な時間ではあるが)
かといって、遊びが大きすぎると、レスポンスが悪くなったり、
そのガタ(隙間)を動いてる時間に、勢いがついて、相手側の部品に
大きなダメージを与えたりするので、適正なガタが必要だ。

こういうスケールモデルのラジコンでも同じこと。
部品の精度によって、ガタツキや隙間がけっこうある。
ガタツキが多いと、叩かれてしまい、摩耗が促進する。
一方、ガタをゼロにしすぎると、衝突時などの衝撃が
即、ダイレクトに部品に伝わり、これもまた破壊に繋がる。

前置きが長くなったが、壊れてもいいので、ガタツキ対策をどんどんおりこんでみた。
まずは、リアのアーム支点部にガタツキあり、加速時、タイヤの回転力を
地面に伝えるときに、ガタツキ分、遅くなるし、せっかくの回転力がアーム支点の
ガタツキに使われてしまう。0.5mmシムを追加。

ナックルアーム支点もガタツキあり、0.5mmシムを追加。
シムを入れすぎると、がちがちに固定されてしまうので、
サスの動きが堅くなる懸念がある。

それと、もう一つ、ホイールの「遊び」だ。
これも2週間ほど、走ったまま、放置していたので
トルクダウンしてる可能性もあり。
手で外側に引っ張ると、4輪のうち2輪が少し遊びが大きかった。
ということでレンチで増し締め。明らかに遊びが減少した。

で、シム入れでシャフトやねじを外したので、
シャフト部に再度シリコンオイルスプレーを施し、潤滑性を回復。

昨日やり忘れた、ダンパーやステアリングリンクのボール部に
シリコンオイルスプレーを吹いて、スムーズな動きへ。
そして、昨日より本気で、ユニバーサル部に耐摩耗グリスを塗布。
明日は、ほぼ100%晴れなので、早朝の走行は問題ないとふんでいる。
(当然、息子に、明日こそは行こう、と誘われている)

プロポの充電も万全。

Ni-Cdバッテリーも充電済み、Li-Poバッテリーも充電済み。

Ni-Cd 1300mAh・・・・全開で20分ほど。
Li-Fe 2100mAh・・・・全開で30分ほど。
Li-Po 4200mAh・・・・全開で50分くらい

問題は連続走行でのオーバーヒート。搭載したファンの真価を明日問うてみよう。

と言うことで
Version 2.7!!

今日の走り2017年11月19日 18時22分11秒

さて、今日はかなり寒かったが、良い天気で、走行日よりだったのだが。

走行途切れの問題が再発。

今回は、けっこう早めに症状が発生。

オーバーヒートではなさそうだ。
(ファンは夏に必ず重宝するので、そのまま搭載)

ESCか、アンテナユニットか?!

家に戻って、完全に分解整備。

アンテナはプロポに反応して、LEDが点滅しているので
怪しいのはESCだ。
前進・ブレーキ・後進などのモード切替の
ジャンパーが接触不良ではないのか?という可能性がでてきた。

それと、足回りの土だまりによる回転系の固着だ。

ということで、ジャンパーピンを補修し、しっかり接続されるように改善。

足回りは分解し、たまりにたまった土砂を清掃し、
ユニバーサルジョイントが突っ張らないようにした。
リアのサスペンションのバネを調整し、荷重を減らし、
ユニバーサルへの負荷をへらしてみた。
(車高は以前より低くなってしまったが)

で、家のピット内走行では、無線断絶回数ゼロ。

さて、また走行して、データと情報を集めるかぁ。。。
奥深いなぁ、ラジコンわ。

Version 2.82017年11月19日 23時54分19秒

さて、先ほどオーバーホールが完了した。
アンテナユニットの防水防塵用ビニールは廃止。
リアはデフォルトのユニバーサルに組み戻し。
無理して組んでいたファン支え用のアルミブリッジ(円弧状のやつ)が
フレームに無理な力を与えているので、ブリッジを一部カット。
昼間も実施した走行テスト、、タイヤ浮かせて、夜も実施。
走行操作断絶の挙動はまったくなし。
さて、まだ月曜になったばかりだが、
今週末、直ったかどうか、確認しにいく。楽しみだ。

そういえば、先日遠くの公園で息子がこのラジコンで遊んでいたとき、
気づくと息子より小さい男の子にこのラジコンを貸してあげていた。
(おそらく、やりたいと言ったのだろう)
楽しかったみたいで、ずっと運転していたが、いよいよ別れの時。
もの悲しそうに、名残惜しそうにしていたが、
お母さんが、このラジコンのことを聴いてきた。
名前は何というラジコンですか、とか、どこで売ってるかとか。
男の子はこういうの好きだからねぇ。
このラジコンは作ったものだという旨を伝え、完成品も売ってる旨も伝えた。
作るのは簡単ですか?と聴かれたので、プラモデル作ったことある大人だったら、
説明書読みながら、できると思いますよ、と答えた。
もちろん3~4歳では作れない旨も伝えた。

短時間だったので、ダンパーは少し手こずった等という話はできず、
まあ、マニアックな話をしてもしゃーないし、ねぇ。

でも、まあ、エアロアバンテを買ったのかどうかは、今となってはわかりませんが、
子供を思う親心、いつの世もかわらないものですなぁ。