Kansas Diary～カンザス日記

さて、Netflixでデビルマン　cry　babyを観た。

原作の最後までを描いた初のアニメで、原作ファンとしては
良かった、というのが正直な感想だ。
キャラクターデザインはほぼ一新し、スマフォなど現代風にも
アレンジされていたが、スムーズでほぼ違和感はなかった。

要所要所の原作へのリスペクトとツボをほとんど押さえていて
原作の結末を知ってる人が観ていても、
（無慈悲でやりきれず、消化しきれないモヤモヤはそのままに）
終末へ向かっていく安心感があった。
決まってしまっている結末へ移行する安心感があった。
（ススム君大ショックはなかったが）

それまでは誕生編と宿敵と戦うシレーヌ編くらいまでしかなかった。
（アモン黙示録もあった）

TVアニメ→原作→原作アニメという順番だったので
小学校の頃、単行本を買って読んだ「原作」が非常に衝撃だった。

今あるコミックやアニメの多くの原作者やアーティストが影響を
受けたという記事を見たことがあるが、素人の私にもわかる気がする。

TV版はちいさい頃観ていた。あれはあれで、悩むヒーローで良かった。

原作は原作で非常によい。
エロスとグロの混在がよいというのは、多くの人が書いているよう
表層であり、本質ではない。
人間の猜疑心、集団心理、疑心暗鬼、それに立ち向かう理性と知性と
思いやりという愛情、それらの押し引きを（はからずも）見せてくれる。

虫も殺せないような不動明が、激変する描写。
親友、飛鳥了の（無意識の）思惑、正体。
ヒロイン牧村美樹の存在。
希望と絶望は表裏一体ということがわかる。

まあ、そんなこんなで、ひさしぶりに原作に沿ったアニメ版デビルマンを
観て、変わらない良さを感じたな。

これが、また知る人ぞ知る、原作デビルマンの正当なる続編の
バイオレンスジャックへと繋がるというのは、ここだけの話。。。。。

さて、久しぶりにゆっくりした時間が得られている。

ということで最近の気になるニュース

・小学校/アルマーニ/制服
しかし、なんとも世間の意識と離れた校長がいるものか（苦笑）。
義務教育、税金での運用、公正、公平な権利など、
各個人が好きで着ていくのは、良いとして、
学校で指定してはあかんよね。でも、標準服、ということは
標準服以外、別の服着てもOKなわけだろうから、、、
選択権は残ってる、ということかな？
いずれにしても、常識ないなぁ。

・オリンピック
正直、盛り上がりに欠けるオリンピックで、選手には悪いが
観る気が起こらない。朝のニュースを車の中で聞きながら
情報をアプデートするくらいかな。
極寒で屋根無し会場とか、いろいろ言われてますが、
どんなもんなんでしょうかね。
今回は特に政治的に利用されてる感がプンプンで、
精神的・文化的に未熟な、未成熟なイベントという感じで、
今までもIOCやオリンピック自体が批判、揶揄されてきたが、
さらに後押しした感じを持ってしまったなぁ。


・日韓合意
安部首相の開会式参加で賛否両論吹き荒れましたが、
ペンス氏の行動、態度と同じ、、、とはいきませんでしたね。
成功なのか、失敗なのかは、後々の歴史が語ってくれるでしょう。

まだまだ書きたいが、まずは
ここまでということで。

さて、往年のベストキッドの続編情報が紹介されていた。

最近の映画では、ジャッキーチェンが師匠役で出ていた映画が
記憶に新しいが、往年のファンとしては、
日本人の名字の発音を間違えるダニエルさんに
訂正を促す、
ミヤギ「ダニエルさん、ミヤジ、ノー、ミヤ”ギ”」
が、やはりベストキッドだ。

コブラ会というベタな悪徳カラテジムとひ弱なダニエルさんが
鍛錬して勝つところまでのストーリーはオマージュとして
ジャッキー版にも受け継がれているが、
まあ、ちょっと違うね、という感じを持ったのも事実。

Youtubeで10話完結で配信されるようだ。
パット・モリタさんも亡くなられているので、残念だが、
大人になったダニエルが出てきている。
チェックしておこう。