Kansas Diary～カンザス日記

さて、家族でターミネーター・ジェネシスを観てきた。

若干ネタバレもあるので、これから観る人は読まないように。

その前に、
これまでのターミネーター作品の敵とターゲットのおさらいだ。

T1－　　敵：T800、ターゲット：サラ
　　　　　味方：カイル

T2－　　敵：T1000、ターゲット：ジョン（少年）、サラ
　　　　　味方：T800

T3－　　敵：T-X、ターゲット：ジョン（青年）、ケイト
　　　　　味方：T800

T4－　　敵：T-800、ターゲット：ジョン（大人）、カイル
　　　　　味方：T-proto

で、種々様々な批評、評価、評判はあると思いますが、
私は２と１かな、やはり。

T3でのジョンのがっかり感は世の女性に
ためいきをつかせたとか。

T4は確かにシュワちゃんがガシガシやらないので、
微妙感があった。まあ、別の描写がメインの作品なので、
あれはあれでありでしょうけど。

で5作目にあたるジェネシスだが。ネタバレ注意。

１や２にあった、ハラハラ感はなく、
・良い見方をすると往年のファンへのサービス
　T1000の戦い方など。
・悪い見方をすると、前半のアクションは二番煎じ。

しかし、シュワちゃんがガシガシやってるので、
肉弾戦の爽快感はある。
後半のジョンの立ち位置が、微妙だ。

過去を変えにやってきて、失敗してるスカイネットだが、
変わった過去の延長線上の未来は変わってるわけで、
その辺は、それなりの解釈を入れていましたね。

ただ、今回はシュワルツェネッガーの味、で
すべて持って行った感じだ。
いい味だしていたし、ベタだったな。
しっかりターミネーターしていた（T2版の）ということだ。

そういう意味では、１、２へのリスペクトがある。
歳をとっていく皮膚は、ターミネーターを観て
感動した世代の老いをなぞるような、
その辺は琴線に触れる演出だったと思いますけどね。

整理すると、
T5－　　敵：T800、T1000、T3000、ターゲット：カイル、サラ、ジョン


T6、T7へ続くんですよね、これ、確か。