Kansas Diary～カンザス日記

さて、最近、電気屋にいくと、店頭でアンケートを
している。まあ、おまけもあるので子供がおまけほしさに
ビンゴやったり、くじ引いたり。
子供が楽しんでる間に、親は携帯や家のネット回線の
アンケートをされるという寸法だ。

私はSIM　フリーのスマフォを使ってるので、
1800円/月レベル、データは３GBまで。
大手とは４～６０００円の差がある。

ということで、ヤフーニュースにあった
「スマフォ回線料引き下げへ」というニュースが
目を引いた。
SIMフリー化と格安SIM事業者の参入で、
かなり大手が揺さぶりをかけられてる印象だが。
ここまでは国のもくろみ通りだろう。
国民への浸透率が高くなっている機器の維持費を
下げて、限られた可処分所得を他の消費に回すもくろみの
一環だろう。

低欲望社会と言われてるが、周辺の20代、30代の話を
聞くと、収入に対して価格が高すぎて、手が出ないという
声もよく聞く。車などもそうだ。
車離れ、面白い車がない、、というのも理由にはあるが、
実際にはそちらに回せる金がないというのがひとつの実情
のようだ。

６０００円～７０００円/月を２０００円前後にできれば、
５万～６万前後、年間で余裕がでる。
が、当然端末の代金が見かけ上、上がるので、
2年くらいで陳腐化する端末を「いくらで」買うか。
わざわざ高い金を出して、2年分割せずに、
端末を買うか、いくらの端末なら2年間で陳腐化しても
「まあ、こんなもんか」と納得できるか。微妙だ。

もしくは結局、2年分割費用５０００＋回線料２０００円で
同じくらいの月額費用負担になるのか。
（端末単価が新機能などで今より上がって分割費用負担が
上がる、と想定）

代々使っている包丁とか、受け継いでいる家具などと違って、
味がでない電子機器の宿命といったところか。
景気浮揚とは、いかないんじゃない？