これからGAMEの話をしよう2020年04月26日 21時09分19秒

さて、明日月曜からドイツの主な州でマスクが義務化される。
公共交通機関利用時と、スーパーマーケット内でという条件付きだが。
まだまだ予断は許さず、油断せずにすごしたい。
そもそも、ワクチンが出来てないんだし、
個々人の免疫力と医療関係者の努力でしか治せないんだから、
ず~っと注意が必要よね。

さて、大阪でパチンコの店名公表で世のコメンテーターがわやわや言ってるのを
観て、マイケルサンデル氏の「これから正義の話をしよう」を思い出した。
要請に法的拘束力はない、法的には、、、自由だから、、、民主主義で、、、、
生活がかかってるから、、、正論のオンパレードなんだけど、もう一軸、、、
「道徳」っていう観点がすっぽり抜けてるんですよね。
「Ethics=倫理」と言っても良いかもしれない。
企業活動を永続的にしていくには、「倫理」・「法律」・「経済」の視点で問題ないか
自己チェックする必要があって、
「倫理」>「法律」>「経済」と、重要度に差があるのが特徴だ。
これのどの視点が漏れていても、いずれ潰れる。

さて、週末家で自粛生活を継続中だが、ゲームをしたりして遊んでいる。
イース8をやり終えて、非常に良かったので、オリジナルのイース1・2でも
やりたいなぁ、、と思って、調べると、33年前の作品だ。
PC88版は札幌にあるが、フロッピーなので我が家には起動媒体がない。
Windows版もクロニクル、エターナルも持っているが、大阪に置いてきた。
で、しかたないのでオンライン媒体のSteamで、Ys-1・2クロニクルを購入!(12€くらい)
懐かしいタイトル画面と秀逸なBGMが流れる。。。。。。
懐かしい感動を胸に、いざプレイ開始!!!
「あり?!」
「日本語にならない、、設定、設定、、っと、、、」
「まじ?」
日本語化はされてないとの、ユーザーコメントが。。。。

まあ、海外で仕事してるんでRPGの英語くらいは、わかるけどさ、、、
ストーリーも全部覚えてるんで、セリフ読まなくてもクリアできるんだけどさ、、、
「高校の頃の、日本でプレイした思い出!!!」
「Windows版で大阪で遊んだ思い出!!!」
ああいう「日本語のビジュアル」も楽しんでいたんだなぁ、と痛感しました。
日本語の語尾のいいまわしとかも含めて、記憶として残ってるんですね。
英語版の味けさなといったら、こりゃ自分でも驚くほど!

やっぱ、↓こうでしょ、イースは!!
なぜ、上の画像があるかというと、、、、
英語版のSteamで、出鼻をくじかれたので、念のため
日本からもってきたパソコン箱をゴソゴソやってみたら、
ありました!!Ys-II エターナル 
2000年のヤツ。 Windowsミレニアムか、XP対応だったかな。
で、Windows10にインストール。CD-ROM版です。DVDではなく。
当然そのまま実行ファイルをクリックするとエラーで起動せず。
XP service pack3互換で実行したら、無事起動した。
Ys-Iが手元になかったのが悔やまれるが、
Ys-IIがYs-Iのエンディングでもあるので、今回は問題ない。

それにしても1987年発売の製品(画像は2000年版)と、
2016年発売の製品と、、、30年の歴史と技術の積み重ね、恐るべし!
日本ファルコム最高ですわ。

このYsエターナルは、ゲームを始めるときに、
グラフィックの選択ができる。
2001年版か2009年版か、どっちじゃ?という感じ。

個人的には1987年版で!!と言いたいところだが、
オリジナルに近い2001年版を選択。
(さすがに1.2MBくらいのフロッピー2枚でできていた
オリジナルは、今の解像度のディスプレイでは厳しいと思う。)

さくさく感、爽快感、レベル上げ、ボスキャラ、BGM、セリフ、
「イースか、、何もかも皆懐かしい、、、、」
と宇宙戦艦に乗ってるような感じで、ノスタルジーに浸れました。

そしてイースと言えば、悲恋のエンディング。
イース各作品限定 切なさ選手権を開催したいくらいだ。

(つづく)

これからGAMEの話をしよう22020年04月26日 22時27分20秒

さて、書いていて楽しくなるようなことを書くのが、
こういった小規模個人ブログの醍醐味なので、続けることにしよう。

1987年のオリジナルYs(イース)と最近の3DグラフィックのYs(イース)で
最近の方が、断然面白いか???と言われると、「否」とも言えるし、「御意!」とも言える。
まあ比較する対象、ユーザー層が多様化したので、うまく進化してるといえるかもしれない。

各家庭にゲーム機がなかった時代、ファミコンの画像が最高レベルだった時代。
そういった時代背景の差はあれど、ゲーム機のハード性能が高いから面白い、
というわけではないのが、オリジナルのすごいところだろう。
日本ファルコムのオリジナルスタッフはすごかったんだと、この歳になってわかる。

プレイする側からの感想で、
オリジナル作を考えて観ると、
①多くを語らないが、要所要所で、出てくるセリフなどから「想像する自由度」が高い。
 生い立ちや、性格、過去の出来事などなどプレイする人それぞれが、自由に想像できる。
 ゆえに、キャラへの感情移入は「プレイヤー」に依存する。読解力もいるかも知れない。
②BGMは当時のFM音源を使えるところまで使ったという(非常に良い)レベル
 当時はビープ音とか、ピコッ、ポキュッとか、ボーみたいな音でゲームの音楽も
 構成されたものが多かったので、メロディアスな曲は少なかったので、これも斬新だった。
③シナリオもまとまっていて、違和感も感じず、突っ込みどころがないわけではないが、
 神話・伝説なら、「ありかも」と思わせる勢いがあった。
 もちろんゲームなので、シナリオの分岐はほとんどなく、必ずその道をたどることになる。
総評:
画像が動く紙芝居のような良さとでも言おうか、
BGMがマッチした無声映画のような良さと言おうか、
画像がなくてもリスナーが想像できるラジオのような良さと言おうか、
デジタルだけどアナログなような良さと言おうか、
シナリオはあるが、必要以上にプレーヤーに押しつけて来ない良さがオリジナルにはある。
制限制約の厳しい条件の中、
「可能な限りプレイヤーの想像力にオープンな部分を残した作品」

同様に、Ys-VIIIを考えて観ると、
①最終的にはかなりの背景、各人の生い立ちなどが紹介されていく。
 音声ありでキャラがよくしゃべるので、それなりに性格なども固定されていく。
 でも、みんな良いやつなんで、最後はやっぱグっときますね。
 作者側の「感情移入しやすい配慮」がどこかしこになされている。
②BGM十分堪能できる良さ。グラフィックは本格ゲーム機の他ソフトと比べると、、
 というようなコメントも見かけるが、私レベルでは全然OK、というか、プレイしていて美しいので
 思わず、敵やっつけてから、のんびり観光したりしてる。
③シナリオはもちろん決まってるのだが、分岐のクエストなどやってもよし、
 やらなくてもよし、というコースも用意されていて、繰り返しプレイや
 順不同でプレイできたりと、自由度はオリジナルよりかなり高い。
 釣りなどの直接ゲーム進行には関係ないお遊びも用意されている。
 無人島探索ゲームといっても良いぐらい、爽快な自由度がある。
 プレイヤーの想像力の部分が減ったものの
プレイの自由度を上げバランスよくした作品

ま、どっちも面白いっていうことなですが。

つづく (と、思う)