シーズン イン?(3)2008年06月24日 03時30分14秒

日曜日、ツェルマット二日目。
昨日と違って、雲が多い。

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昨日の夕方、ほぼ徹夜の運転と、高地滑走の疲労
(夕方バーで飲んだ2杯のビールも)からか、17時ころに
急激に眠くなり、19時半までホテルのベッドで眠りこけた。

その後、イタリアンレストラン(ここも2回目)で食べながら、

「体中筋肉痛だし、明日はグリーンデルワルドでも
行って観光でもしようかなぁ、、」

などと考え、ガイドブックをチェックしていた。

部屋に戻り、音楽TVなどを見ながら、すでに歩くたびに
筋肉痛が発動する状態になっていた。
明日は、マジで観光に、、、

そのまま朝までTVを付けっぱなしで、寝入ってしまった。
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二日目の朝、昨日ベッドで横になりながら色々考えて、
結論は一つ!
「やはり、滑るしかないでしょ~」

マッターホルンは、私がドイツに赴任当初、右も左も
わからない時分に、スキーという共通のツールで
癒して心底楽しませてくれた、山だ。

リフト券の購入場所も不明、グローブとゴーグルと帽子を
その場で購入し、何件かレンタル屋をあたって、
なんとか装備完了し、コースレイアウトもわからないまま、
滑走した思い出深い山だ。しかもガスと吹雪だったので
迷わないように緊張感たっぷりだった。
(「ドイツから行く一人日帰りマッターホルン紀行」より)

瞬間でもグリーンデルワルドなどに浮気した自分が
恥ずかしい!

シーズン イン?(4)2008年06月24日 03時43分43秒

昨日より、早めに頂上へ到着した。
日本人の団体客ともまったく会わず、
スキー好きのスキモノたちだけが周囲にいた。

エア台でのジャンプなど、初日にはできなかった
ことも十分楽しめたので、本当に二日目も
滑ってよかったと、心底思った。

ここまで来て二日目滑らずに帰ったら、
日本にいる仲間達に面目がたたないところだった。


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スキーのためにトレーニングしていたが、
1週間前に膝を痛めて、まずいなぁと思っていたのと、
出発の前日の夜、喉が痛くなってきて、
出発直前はそれが広がっていたので、
まずいなぁと思っていたが、
合計12時間の運転も問題なく、
膝も問題なく、エアも飛べたし、ツバイに帰宅したころは
喉の痛みはなくなっていた。

仕事のストレスや悩みも行きの車中ではもやもやしていたが、
その後は、家の駐車場に付くまでまったく思い出しもしなかった
んで、自宅のエレベータの中で、思わず一人で笑ってしまった。
「なんだったっけ、業務、、、、」
という感じ。

これで、また一週間、全力で働くことができる!
Work Hard Play Harderですね。

シーズン イン?(終)2008年06月24日 04時22分43秒

夕暮れのマッターホルン
見慣れた町並み、期待を裏切らずにそこに
いるマッターホルン。

毎回来るたびに思う、これが最後かも知れない、と。

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6月の滑走が、シーズンラストなのか、
シーズンインなのか、、、答えは
身体中の筋肉が教えてくれた。

シーズン中やシーズンラストなら、
こんなに筋肉痛には、なりませんって、ね。

残していいのは、足跡だけ。
とっていいのは、写真だけ。

でも、マッターホルンやツェルマットの町並みは、
自分にいろいろなものをいつも与えてくれる、
いいものだ、、、。(筋肉通含む)