退屈な気分2009年01月20日 07時02分03秒

朝焼け
人間とは、勝手なものだ。

忙しくて寝る間もなく突っ走っているときは、
ふと、休息?が欲しくなり、

ちょっと落ち着き、考える時間ができると、
何もしていないような感覚になる。

決して、何もしていないわけではなく、
こなすべき業務は多く、業務を回していることは
回しているのだが、

なんとも言えず”乾燥感”がある。

全世界的な不況で、減っている生産量による
設計部門の業務減少は、確かにある。
しかし、将来の利益のための研究開発業務の
量は減ることもなく、それはそれでありがたい。

一方、人件費削減のためのワークシェアなどで
現地人働き手の実時間も減っている。

我々日本人スタッフの労働時間はそのまま、もしくは
延長で、時短になった現地人の業務を処理したりするのだが、
これはこれでまったく問題ない。

逆に不況での業務減少率と働き手の実時間の減少率を
鑑みても、もう少し業務進捗速度が上げられるはずじゃ、
ないのかなぁ、、というのが個人的印象だ。

こちらが出来うることを全て処理しても、情報待ち、部品待ち、
こちらでは決めてはいけないことの決断待ちなど、
そういう意味で、退屈な気分だ。

もちろんすべきことは山ほどあるので、日々処理しているが、
そういう量的なものではなく、自分のスキルアップが望める
案件が最近少ないというのも、乾燥感の要因の一つだろうか。

それなら未経験の部下にやらせて、部下を成長させた方が
何倍もよい。

進展がないわけではないので、焦りはない。
故に、焦燥感ではないが、何だか非常にゆっくりとした
時間の流れで、一見のどかで、いいように思えるが、
個人的には、正直物足りない。

そういう意味で何かに飢えているのかもしれない。
何だか、最近、業務に関して精神的に乾いている。。。。。

これは驕りか、何かステップアップの前触れか?

人間には、反芻する時間も必要だ。

しかし漫然とした退屈な時間の中に長い間いると
麻痺していくこともある。(量的に退屈なわけではないが)

逆に量的に多忙過ぎて、”考える”時間をもてない退屈さも
ある種の麻痺を生み出す。

またはクリエイティブな内容ではなく量は多いがやっつけ仕事
というのも、業務のうちだが、多すぎると、これまた退屈だ。

自分の中で退屈さとは、何も時間が余ってしょうがないという
状況だけではない。

非常にまとまりがなく、自分ではまだよくわからないが、
何だか変な感覚だ。直感的に、何か変だと感じるところがある。

もう少し、現状を現状のまま流してみながら、
この”変な感覚”の正体を突き止めてみよう。

※あ~土曜の朝焼けはきれいだったなぁ、、、。
 思わず、アウトバーン運転中に写真撮っちゃいましたよ。