玉突きのように2009年11月11日 01時26分54秒

さて、今日は焼鳥屋でのんびり遅い夕食をとったのだが、
長い間探していた人の消息情報を得ることができた。

実は最初、近場の焼鳥屋Aに行く予定だった。
駅まで歩いて、ちょっと引っ掛けていく予定だった。

しかし結構な雨。急遽バスで帰る事にした。
いつもなら一人なのだが、偶然同僚がバスの停留所に来た。
色々話しているうちに流れもあり、焼鳥屋Aへ行く前に
駅の改札を通った。
またもやプラン変更だが、なぜか今日は焼鳥の気分だったので
自宅の駅を通り越し、なんばまで行くことにした。

以前よく行った焼鳥屋Zがあるのだが、スタッフも馴染みが
いなくなったので違う焼鳥屋Bにしようと焼鳥屋Zを通り越したが、
中の店員と目があってしまったので、焼鳥屋Zに入った。

やはり旨い。

大勢の客をヒューマンウォッチングしながら
飲んでいると、焼き方のスタッフが話しかけてきた。

注文も落ち着いたようだったので、思い切って聞いてみた。
「昔ここで、焼いていた○○さんは、どこ行ったんですか?」

目の前のスタッフは焼鳥屋Zで働いて4年とのことだが、
○○さんとは一緒に働いたことはないと言っていたが、
よく知ってるようで現在の消息を教えてくれた。

大阪のある場所で、同じく焼鳥屋をやってるとのことだ。
すかさずiPod touchに場所と店名を入力した。
(酔っ払ってると、すぐ忘れるかもしれないからね)

かつての馴染みのマスターが出してる店、
今の私の心理状態は、
「明日にでも行こうかな~」
という感じだ。

今日は、当初の思惑をけっこう外的要因で外され、
最終的に導かれたかのように、探していた情報に
たどり着くことができた。不思議なもんだ。

何もかも懐かしい2009年11月11日 23時09分05秒

かれこれ10年以上の付き合いの焼鳥屋がある。
(最近、焼鳥屋ネタばかりだな、、、)

焼鳥屋で馴染みだったマスターもいつしかいなくなり、
時代が変わったな、、、などと大げさなことを考えて
過ごしていたが、昨日の新情報を元に、さっそく
夜の大阪に繰り出した。

情報どおり、そこに店はあった。
恐る恐る入ってみると、バイト風な女の子が一人。

少し影になっている厨房をみると、懐かしい面々が。

向こうも一瞬の間の後、気が付いてくれて名前を呼んでくれた。
5年ぶりの再会だ。こだわり派で気のいいマスターと
器量よしの姉御?、昔のままだ。

何もかもが懐かしい。日本へ、大阪へ帰ってきたんだなぁ、と
実感した。

混雑が落ち着いた後、マスターや姉御とけっこうゆっくり
語り合った。

この二人は、もちろんうちの嫁もお互い知っている。
(以前の店に通いまくったしね)

大阪ではけっこう有名な焼鳥屋の暖簾(のれん)分けで
やっている。その焼鳥屋で暖簾分けを許可されたのは、
このマスターと、この店の前のマスターの二人だけ。

彼の持ち味と、店を引き継いだことによる店の味の継承。
これまでの店への客へのリスペクトと、彼を慕って付いてきた
客へのリスペクトを忘れない姿勢は、
商売すべてに通じるのではないかな。

久しぶりに心行くまで、心置きなく、リラックスして飲むことができた。