優先順位2009年12月25日 23時05分10秒

なかなか難しいことなのかもしれないが、

開発を進める中で、製品の方向性という機軸を
仮説の段階であっても一度決めたら、それをもとに
優先順位を考えて、やっておくべきことを先にしておく、
ということが仕事の進め方としてより正しいと私は考える。

まず現状分析し、強み、弱みを抽出し、
仮説としてAとBとCの強化・改善が重要であるから、
それを機軸としたとしよう。

それならばAとBとCをまず実現できる構造を計画検討して
しかるべきであり、それが優先順位高だ。

そしてABCを実現するために必要な条件、解決すべき問題を
列挙し、解決しにかかるアクション、これがすべき行動だ。

それをせずにDやEやFの実現のための行動をするのは
仕事の進め方として、本質を捉えていない。
DやEやFの方が市場でAやBやCよりも重要だというデータを
すでに調査済みならそれでいいが。

そうでない場合は、時間をロスしたと言っても過言ではない。

自分たちで決めた仮説を忘れ機軸にしない開発は
仮に調査でDやEやFの重要性を認識したとしても
開発途中で忘れてGやHやI の検討を始めることだろう。

プロブレム・ソルビングの”エンジン”とロジカルシンキングを
アタマにしみこませないとだめなのかもしれない。