引っかかること2014年04月13日 22時47分26秒

さて、データ復旧に関して心のどこかで引っかかっている、お話。


復旧業者に関してだ。正確な判断のためにすぐにHDDを
送ってください。正確な初期診断をします。
(最高水準の技術で復元します的な文言だ)

結局のところHDDのシリアル番号、プロダクトコード、メーカー、
そして不具合の挙動(初期チェックのために私が不具合の状況を詳細に
説明した)から、ファームウェアの不具合だったわけだが。

そこで疑念が生じる。

1.よくよく調べたらネットでその不具合現象が掲載されている。

2.HDD関連のプロがその情報を知らないはずはない。

3.おまけに現物で初期診断をしている。文字通り、正確な初期診断ができるなら
  7200.11問題ということがほぼわかるはずで、深刻な状態ですぐにでも対応しないと
  復元できなくなる、、という説明を受けたが、そこと矛盾する。
  つまり正確な初期診断ができてないことになる。

4.仮に正確な初期診断ができていたのなら、知ってて足元を見たともいえなくもない。

5.いろいろ業者を調べたら、良心的なところはSeagate不具合は固定料金で対応していたりする。

6.結局、受けた初期診断の内容はあさっての方向の説明で、正直、丁寧な説明ではあったが
  理系の端くれの私に説明するには疑問が残る説明だった。
  料金などを言われる前に、「引っかかった」のはその点だ。  
  あとは、とにかく時間がかかるので人数を充てて対応するから、(人件費で)***円くらい、、と。

7.あとは、やたらと決断を急がせる電話が引っかかる点でしたかね。
  言葉は柔らかいが、不安をあおる誘導のような印象だった。

8.データ復元はいりませんわ。と吹っ切れたとたんに、流れが変わった。
  顧客を逃したくないモードに入ったと言う感じか。

もちろん一般的に7200.11問題ではなかった可能性もあったので、あくまでも想像・仮定の話。
そしてあくまで7200.11問題に関してのみの話。
他の不具合の復元実績は本物でしょうから、技術力は十分あるのでしょう。
今回は7200.11問題だったという正確な初期診断ができていなかったことになるんですけどね。

それらはともかく、ただ、前述等々のやり方が、ひっかかるんですよね、いまだに。

まあ、そんな雰囲気が、データ失って意気消沈している私の背中を
「頼らず自分でやれ」と言う方向に押してくれたんですけどね。