暗闇に触れる2009年03月17日 08時10分27秒

さて、毎晩オフィスから帰宅するときに、
出口が二つある作業現場のドアの一つを施錠
するのが私の日課の一つだ。

通常は奥の扉は現地人が帰り際に施錠する。
そして手前側の扉は私だ。

奥の扉は工場内に繋がっているので、
実は時々現地人施錠後でも、鍵を開けて工場へ
部品チェックに行ったりすることも多い。

本日も鍵を開けて通り抜ける案件があった。

帰り際、いつものように手前の鍵を閉めてから、
ふと、さっき奥の扉を閉めたか?閉めなかったか?
という疑問にさいなまれた。

一瞬、そのまま駐車場へ向かおうという
誘惑に駆られたが、何とか持ちこたえて、

奥の扉を確認しにいった。
閉鎖空間の現場は、夕方自動的に消灯される
装置が付いているので真っ暗だ。
しかも電気を手動で切り替えるスイッチもこれまた
かなり奥にあるという若干欠陥配置だ。

ぶつかるとけっこう痛い機械がいくつか
置いてあるので、注意が必要なのだが、
「息」を止めて潜水するような状況の
「目」バージョンだ。

目を開けても閉めても何も見えないので
とにかく、昼間の状況を脳裏に浮かべ
ゆっくり歩きながら、扉にたどり着いた。
閉まってるじゃん。

2時間前の自分はちゃんと施錠していた。
覚えとけよ、3分前の自分よ!
という感じだったが、帰りもまた真っ暗だ。

ゆっくり歩きながら、手を前に出し、
ぶつかるものを回避しながら、恐る恐る
歩く姿は、ちょっと自分で想像してかっこ悪い。

こんな姿を赤外線カメラなんかでとられたら
それはそれで、面白いだろうけど。

月並みだが、本当に目に頼ってる比率は
大きいということを実感した。

コメント

_ elfenbein ― 2009年03月17日 17時39分54秒

自分も床下ピット内で電球切れて本物の闇の体験時々あるんですが、マジお手上げですね。
完全な闇だと いくら待っても目が暗さに慣れて見えてくるなんて事ないんだと思い知る。
お手上げて、頭まもって、ビビり歩き。
あぁ 明るいってすばらしい

_ TOS/V ZW ― 2009年03月19日 01時35分54秒

コメントありがとうございます。
明るさもすばらしいけど、暗闇も人間には
必要ですよね。

予定より一日遅れて、ADSL回線が不通に
なりました。これは外からです。

今日はISDN接続を試す予定です。

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