踏み込んで初めてわかる2009年05月29日 05時45分34秒

シャドーボクシングという練習方法がある。
鏡を見ながら、自分のガードの甘さ、フットワークなどを
チェックして技術を向上する練習法だ。

私はボクシングはしたことがないが、学生時代は
一応、武道系で、大きな鏡の前で自主練習を
していたものだ。

この練習は、単に鏡に映る自分を見てチェックしているだけ
では効果は少ない。脳内で仮想の相手を想像し、
いくつかの攻撃をイメージしながら、自分の身体を反応させて
静から動へ動く一連の流れを身体にしみこませるのが
大事だ。

しかしあくまでもイメージトレーニングなので
自分で作り出したタイミング、間合い、感覚で自分の動きへの
トリガーを引いてしまう。予行演習の域を出ることはない。

だから実際の人相手の練習をする必要がある。
予期せぬ動きに反応する、反射を身に着け、
千差万別に対応できるようになるのだろう。

仕事などでも基本は同じだろう。現在手元にある情報、
もしくは過去の自分の経験などから考えうるパターンを
事前に想定し、備えるのは普通だ。

でも実際は、瞬間瞬間で状況は変わるし、予期せぬ方向に
いく場合も多いし、事前にイメージ・想定したとおりに行かない
場合もある。(想定どおりに行くことも、そこそこあるが)

だからと言って、やたらめったら想定して分岐パターンを
増やして、恐ろしいほどの数の対処法を考えておくのも
どうかと思う。

人事を尽くして天命を待つ、ではないが
ある程度のイメージトレーニング後は、
もはや踏み込んでいくしかない。

必要なのは踏み込む勇気だろうか。

海外に赴任する前に自分で作り出していた漠然とした不安、
具体的な不安というものは、今はもうない。

そういう心境からも、ここいらが何か精神的な節目な
ような気がするのは、気のせいか?

簡単な電脳作業2009年05月29日 07時07分33秒

さて、長時間ドライブで暇な嫁さん。

DVDは娘(4歳)が見ているし、私のポータブルナビは
TVなどは見れない。もちろん見れても、ドイツ語、
フランス語、英語が関の山だが。

ということで試験的に日本のTV番組をiPod touchに
入れる作業をしている。

先日、日本から家族が遊びに来た折、アナログ放送を
ビデオテープに撮ってきてもらった。

やはり母国語の番組は、リラックスして(脳内変換せずに)
見れると、喜んでいた。

ということで、VHSビデオの内容をDV(デジタルビデオ)に
取りこみ、更にDVからパソコンにaviファイルとして取り込んだ。
ここまでで2時間。(1時間番組なので)

パソコンへの取り込みは9分ちょっと(2GB)が限度なので
複数ファイルに分けて保存し、オーバーラップ部を編集し、
1個のファイルへ編集。12GBくらいになるところだが、
直接 .movファイルに変換し6GBにした。

ここまでが昨日までの話。

今日は、このmovファイルをiPod touch用の.m4vファイルへ
変換する作業をした。圧縮形式はmpeg4とした。

ハイパースレッドのCPU(仮想2個分)が完全に
両方使用率100%になった状態で1時間50分。

処理が完了した。

その後、もう一個映像を取り込んで、iPod用に変換し、
ちょうどこのブログを書いてるときに終了した。
CPU使用率が4%まで下がった。

作業は簡単だが、ちょっと時間がかかるな、、、、。
あと一個くらいやろうかな。