青い空、青い海2009年06月16日 06時04分40秒

私はこういう、空と海が好きだ。

連休を利用して、ちょっと旅に出た。

ローマで車をレンタルして、走ること3時間。

目的地、Amalfi(アマルフィ)に到着。

意外に小さい町で、ちょっと時間をもてあましたので、

偶然見つけた船の時刻表を参考にカプリ島へいくことにした。

我々家族にとっては2度目の訪問だ。

偶然、2年前の同じ時期に島に滞在していた。

何もかも変わらずに、そのままで美しく、美味しい。

変わったのは娘の成長と私の白髪(増量)くらいか。

非常にのんびりとした時間を過ごすことができた。

最終日は、ナポリでのドライブを堪能したが

ナポリでの運転もまた2度目で、これまたスリリングで懐かしい。

自他ともに認める運転好きの私だが、
「あ~早く駐車場に到着したいなぁ~」と、ちょっとだけ思ってしまった。

南米で運転したときとはまた違った、混沌さがあったかな。

この旅で貯めたエナジーをまた仕事に使うとするか、、、、。

ローマで休日2009年06月16日 06時46分06秒

柄にもなくオードリーファンな私だが、それを差し引いても、
ローマは人をなんとなく楽しい気分にさせる。

ナポリより混沌さが少なく、ミラノより雑然としていて、
フィレンツェより大きい。

すべての道はローマに通じているそうなので、
初心者の運転でも安心だ。

リラックスしすぎはどこの地方でも禁物だが、
そうは言ってもリラックスできる。

オードリーらが乗っていたスクータのVespaも
本当に走ってるし、スペイン広場の階段でジェラート食べてるし、
定番どおりで、安心感がある。

前回は、トレビの泉で背中越しにコインを投げなかったが、
再びローマを訪れる機会に恵まれた。

今回は、ほとんどローマ市内観光などせずに
スペイン広場近辺でノンビリ過ごし、若干贅沢なローマの
すごし方だったかもしれない。

普段は娯楽のないツバイで徳川吉宗公オススメの
質素倹約を実践し、ちょっとした連休で楽しむというのが
メリハリがあっていいなぁと実感した。

ヘルクラネウム2009年06月16日 07時19分28秒

ポンペイとともに有名なこのヘルクラネウム。

現在のイタリア語呼称は、エルコラーノ。

79年のヴェスヴィオ火山の噴火で失われた町。

どこに行くか、複数の候補を持ちながら、当日決めて車を走らせた。

これも車の旅のいいところ。(その場の気分重視の我々には
車の旅があってるかもしれない)

ポンペイよりも規模が小さいが、半日もしないうちに
回れるし、モザイクの壁画や壁画の保存状態も良いので
暑い時期に回ることを考えると、けっこうオススメかもしれない。

火砕流の熱で一瞬にして息絶えた人々、自然の猛威と
人類生存の運というのは、本当に微妙なバランスで
保たれているのかもしれない、、と人間の小ささをちょっと
考えさせられた。

花写真2009年06月17日 03時25分30秒

その土地には、その土地に合った風景がある。

その一部を、違う場所に持ってきても、やはり限界がある。

その時、その場所、その時の気分で、見たものを
一部を切り取って違う場所に持ち帰ることはできない。

瞬間瞬間の感覚を大事にしていきたいものだ。

写真は、カプリ島の民家の一つ。

花写真 その22009年06月17日 03時31分37秒

瞬間瞬間の記憶、感覚は人間の脳にどのように刻まれていく
のだろうか?

人間のセンサーは5種類しかない。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚だ。

あ~あの風景、よかったなぁ、、と感動してそれを記憶した場合、

視覚、聴覚、嗅覚、触覚だろうか。

映像そのもの、周囲の音・鳥のさえずり、土や花のにおい、
気温や湿度、これらの要因が織り成す複雑なボリュームが
ある閾値を越えた場合に、感動に達するのかもしれない。

5次元座標軸になりそうだな。

簡単のために、人間の感覚が3つだけとすると、
数学で習ったX(視覚)、Y(聴覚)、Z(味覚)軸の空間を考えて
それぞれの値が作る立体の体積の大きさが感動を決めてるのかも
しれない。他の二つが小さい値でもZ軸(味覚)値が大きい場合も
体積が大きくなるので記憶に残りそうだ。
(もちろんマイナス値もある)

上記は3次元座標だが、これが5次元座標になる、、という感じか。

3次元以上の座標の考え方はいくつも本が出てるので、
探して読んでみると面白いかもしれない。

以前読んだ「超ひも理論」の本は11次元座標の解説をしていたな。

そんなこととは、違った次元で、五感からの入力が
呼び覚ます過去の無数の感覚・記憶が真の感動の正体かも
しれない。

写真はカプリ島のブティック通り

空写真2009年06月17日 03時49分58秒

ふと、歩みを止めて、仰ぎ見た空がこんな感じだった。

確か、小さい頃に、こんな空を見たことがあったはずだ。

どこだったか、思い出せないが、日本だったことは間違いない。

猫写真2009年06月17日 03時59分27秒

いくら猫でも、そこから下りたら大怪我する高さだった。

1.5mくらい下には、日よけのフードがあったが
そこから下はちょっと厳しい高さだ。

結局、飛ばずに部屋に戻っていったので一安心。

今聞いている曲2009年06月17日 07時21分00秒

Lick The Tins

Can't Help Falling In Love
色々な人がカバーしている曲ですが、私はこの
Lick The Tinsバージョンが一番好きです。
なんとも懐かしい、若かりしころの郷愁というのか、
青臭いがそれでいて大切な感傷というのか、とにかく
誰もが通過してきた青春の一コマをイメージする曲です。
当時、日本では入手困難だったサントラアルバムを
気合と根性で入手したという青臭い思い出もあり、、、。
映画Some kind of wonderful 邦題「恋しくて」でのラストにも
使われているこの曲、映画とともにオススメです。
ショートカットのメアリー・スチュアート・マスターソン、、
当時クラッときてました(笑)