GW 、映画はいかが?2018年05月03日 12時00分04秒

さて、GWに映画はどうでしょう。
大学の頃に観た映画、おっさんの汚れた心をピュアに戻す(笑)DVDでも観て、
心の洗濯をしてはどうでしょう。

恋しくて 原題(Some Kind Of Wonderful
制作・脚本:JOHN HUGHES/監督:HOWARD DEUTCH/1987年

ストーリー
ワッツキースは幼なじみで一緒の高校に通っている。ワッツはドラム好きなボーイッシュな女子高生だ。
キースは昼は高校、夜はガソリンスタンドで働く真面目で物静かな青年だ。
高校のマドンナのアマンダに憧れるキースキースのことを想い、好きで好きでたまらないワッツだが
言い出せないでいる。
そんなことも知らずキースアマンダに夢中でアマンダとデートするチャンスをつかむ。
素直になれないワッツキースアマンダのデートを演出して、恋が実るように力を貸してしまう・・・。
トーリー的には普通の青春映画といえるだろうな。
しかし、誰も(?)が経験するような青春時代の切ない感覚をあっさりと表現した作品で好感がもてる。
ースは家がそれほど裕福な訳ではなく、父親はキースを大学に行かせて普通の就職をさせたがっている。
というどこにでもありそうな家族だ。
 しかし、キースは学歴ではなく働きたいと思っているんですね。
キースは自分の道をしっかり考えている男なんだね、まあ学歴社会の厳しさとかそういうのは
置いておいて、自力で生きていくことを考えてる男ということかな。

ッツはそんなキースをいつも見ていて、惹かれている。
家族はドラムを叩き、男勝りでボーイッシュなワッツには無関心。
環境的にも、ワッツはコンプレックスをもってるんですね、でも弱みは見せない。

マンダは高校のマドンナといわれてはいるが、背伸びをして金持ちグループの友人と付き合っている、
金持ちコンプレックスだね。
女をアクセサリーとしてしか見ない金持ちのボンボンと付き合っているが、
そいつはプレーボーイで二股も三股も掛けてる訳だ。
今の自分が本当の自分ではないと気づいてはいるが、なかなかブルジョアな遊びから離れられない。
そこに貧しさのコンプレックスをもたない、まっすぐなキースと出会うことで、変化が、、、。

そうして色々な人間模様が絡み合って、それぞれ本当の自分を素直に認め、
自分の正直な気持ちを表現できるようになる。まさに青春映画の王道。
最後はどうなるのか、ワッツとアマンダ、キースはどうなるのか?

ッツ役はメアリー・スチュアート・マスターソン、「妹の恋人」でジョニーデップと共演。
「ワンモアタイム」「友よ風に抱かれて」にも出演。
「フライドグリーントマト」ではアカデミー女優ジェシカ・タンディ、キャシー・ベイツと共演、
古き良き時代のアメリカでの逞しい女性を熱演している。
ジェシカ・タンディさんは亡くなられてしまいましたね、「ドライビング・ミス・ディジー」は良かった。

他には「バッドガールズ」「マンハッタンラブ」等など。
個人的には、彼女はロングヘアーよりショートの方がいいかも。
というわけで、「ワンモアタイム」「フライドグリーントマト」「恋しくて」はオススメ。

ース役にエリック・ストルツ。真の強い好青年を演じる。
他の作品は「マスク」(ジムキャリーのではない)や「パルプフィクション」で麻薬の売人をやってました。
好青年がヤクの売人か・・・とショックを受けましたが(^^)

マンダは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のリー・トンプソン、絵に描いたようなかわいい娘を演じてます。
プレイボーイのいやな奴ハーディの役を見事に演じているのはグレイグ・シェーファー。
「リバー・ランズ・スルーイット」のブラッドピットの兄貴役ですね。
私は先に「リバー・・」をみたので、役者はすごいと改めて感じました。
スキンヘッドの彼(エリアス・コティーズ)もいい味出してました。

楽で印象に残ったのは、ラストの「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」ですね。
ここにこの選曲か~という感じで最後まで聞き惚れます。
青春映画をもう一度みたいな~と思っている人はぜひどうぞ。
ひとは青春映画を観たくなる時があるんですよね~。
ストーリーが読めるので観ないという人もいますが、
まあ、メアリー・スチュアート・マスターソンのかわいらしさに免じて、御覧あれ!!
Can't help falling in Love のフルバージョンはLick the Tins(リック・ザ・ティンズ)の
アルバム、BLIND MAN ON A FLYING HORSEに収録されてます。
このバンド、情報が極端に少なく、謎なバンドなんですが、この曲は名曲だあな。
(エルビスプレスリーのカバーですよね)
過去のブログ
アマゾンでは15000円くらいに跳ね上がってますが、廃盤なので致し方ないでしょうかね。
今買うならTowerRecordあたりがいいかも。

最近は、Youtubeでも聴けるようになりましたが、当時はさっぱりでした。
それでもYoutubeでは映画版の3分ちょっとバージョン。
アルバムは5:58秒バージョンが収録されてるので、お得だ!


今、聴いている曲2018年05月03日 13時05分29秒

さて、ということで、今聴いている曲。

Lick The TinsのCan't Help Falling In Love です。


Marié Digbyさんバージョン!


Haley Reinhartさんバージョン!
Videoクリップもベタだが良い味だしてますね。