たまにはB級以外の、、、2009年03月29日 06時19分56秒

#110
さて、私のどうでもよい趣味(本人もそう思っている)の
一つに B級キーホルダー収集があるが、
たまにはちょっとだけこだわった自分の道具を紹介しよう。

アウトドア(フィールド)で使用する道具には色々あって、
活動する分野や目的によって様々なものをあげられるが、
火をおこす道具と共に重要な地位を占めているのが、
ナイフである。

フィールドでは荷物を低減などのためにできるだけ軽く、
かつ数少ない最低限の装備で活動することが基本である。
切るという行為にも様々なものがある。
木を切ったり、削ったり、料理したり。

そのそれぞれに別の刃物を用意しては
最低限の装備という基本から外れてしまう。
そのため、料理の素材を切るのには適しているが、
それ以外では使えない包丁はフィールドでは使われない。

ここで紹介するものは、料理はもちろん、竹串を作ったり、
箸を作ったりできる他目的な刃物の中で、
自分が昔から使っている愛着あるものである。
私はコレクターではないので、何本も持っておらず、
この1本をかれこれ20年以上使っている。

このナイフはアメリカのbuckというメーカーの
もっとも古典的なフォールディング・ハンター#110
というナイフである。

ずっしりとした重さと頑丈な作りはカウボーイの時代から
ナイフに慣れ親しんだアメリカの歴史を感じさせる。
釣った魚をさばいたり、それを焼くための串を削ったり、
時にはフォークの代わりになったりと、
まさに多目的利用可能な道具であろう。

使えば使うほど愛着が湧いてくるのは不思議である。
北海道の日高の山奥や積丹半島、支笏洞爺、猿払川での
イトウ釣り、和歌山・奈良の釣りなど、方々で使用した。
支笏湖でバーベキューしてる時についた傷などもあるが、
こういう傷の一つ一つがその時その時の情景を
思い出させてくれる。

今日は、なんだか遠方の電波を受信したので
こんな話題を書いてみた。

コメント

_ ranankyurasu ― 2009年03月30日 00時56分56秒

こんばんは。
20年以上も愛用しているナイフとは!!!すごいですね!!!

私の知人で、ナイフを作る人が居まして
かつて作ってもらったのですが、仕事で使っている最中に行方不明になり(多分ゴミの中に紛れてしまった)それを伝えると
「消耗品だから、仕方ないよ。」と励まされ、
再び作ってくれました。だから現在私が持っているものは3代目位です。   おそらく。

たしかに使ったときの思い出が 蘇ってきますね。
それくらい、愛着が染み付いているという証拠なのでしょうか。

それではおやすみなさい。
自分の愛着ある物が、世界中を旅する夢を。

_ TO/V ZW ― 2009年03月30日 06時30分50秒

こんばんは、ranankyurasuさん。

気が付けば20年たってました、、、。

ナイフというと一般的には身近ではなく
危険・怖い?というイメージが先行して
おりますが、様々な職業や野外の活動では
なくてはならない、便利な道具の一つです。
(そして使い方を正しく理解して使えば
危険ではないのですが、、)

「ナイフは消耗品です」
ナイフは刃も欠け、砥ぎ磨耗して
いく消耗品(なくす場合も含む)ですので、
どんどん依頼するとよいと思います。

思い出が甦ってくるのは、ナイフは道具であり
それが目的ではないという「縁の下の力持ち」系の
テイストがあるからかもしれません。

その名脇役が、作り出した野外料理、仕事、作品
などなどの主役を盛り上げてくれたおかげで、
我々の脳裏に楽しい有形無形の思い出(主役たちの)が
残っているのだと、考えてます。

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