閾値を超える2013年06月06日 23時34分42秒

さて、たびたび書くことがある「閾値」の話。

白か黒かだけでなく、段階的にでも、物事には閾値がある。

語学、スポーツ、武道、仕事、、、、プロとアマ、一流と二流、
本物と偽者、、、、、などなど。

一部の天才を除いて、我々普通の人間が何かのジャンルで
閾値を超えようとしたら、それに打ち込む「時間」というファクターが
小さくはない。

効率よく習得、最小限の時間で習得、、、、などうまい文言が氾濫している
昨今であるが、

脳に定着し、身体が覚えるためには「繰り返しやる」ことも重要だ。

言い換えると「そのことに費やす時間を増やす」ことだ。
中途半端な効率化・ショートカットは若手には百害あって一理なし、、に近い。

それともうひとつ重要なのは、自己完結・協業問わず「成功体験」だ。
自己完結的に成功した方が効果大だが、大切なのは「成功体験」だ。

今までできなかったことができた体験、出来上がった成果のレベルが
以前より上になった体験、同じ時間内でさばける業務量が増えた体験など、
ポジティブスパイラルの起点になるので、内容の大小はともかく
成功体験の量を増やすことだ。

そして、もうひとつヒントとなりそうなことは、
「そのことを他人に説明してみる・見せてみる」ことだ。
自分の理解を深めることであり、反芻する効果もあり、
シンプルに説明できるかどうかで自分が本質を理解しているか、
がわかる。

★費やす時間
★成功体験の量
★他人にやって見せる

もちろん、これだけではないが、何かの閾値を超えるための
ヒントではないかな。