地球を考える時計2013年06月22日 22時29分51秒

さて、お気に入りの腕時計を電池交換完了ということで受け取ってきた。
2002年の正月だったろうか、帰省先から戻る飛行機の
機内誌で紹介されていたと記憶している。
大阪に戻ってネットで購入。
地球時計
基本、プライベートで人知れずひっそりバカンス?を取るときなどに着用する、
オンオフ切り替え時計だ。(※バカンス:近所の温泉など)
2002年に購入したwn-1、購入当時から10年くらい電池がもつと
記載されていた。

2009年にドイツから帰国したときも動いていた。

仕事に忙殺され、子供たちと忙しい日々を送っていて、ふと2012年なかごろ
だったろうか、こいつが止まっていることに気がついた。
それからもなかなか電池交換にだせずに、気になっていた。
そして今日に至る。

店の時計修理のおじさんは、時間をどうやって読むのか?と聞いてきた。
確かにベゼルから地球だけ外して渡していたので、それだけで時間を把握することは不可能だ。
この時計は店頭では交換できないのでメーカーに返送して交換ということだったし。

メーカーは10年以上たったこの時計の電池交換をちゃんとやってくれていて、
ベゼルに入れると、時間も調整してくれていた。
今思うと、ベゼルごとメーカーに渡せばよかったな、と思う。
時間調整に一手間増やしてしまったかもしれないな、メーカーの人に。
地球時計
この地球のパーツだけ渡した。。。。

今は第二世代のwn-2という地球時計が購入できるようだが、
第一世代のwn-1とコンセプトに大きな違いはないように感じる。

時間の見方はいたってシンプル。自分の国のすぐそばの数字を読むと、
それが「時」だ。
ポジションインジケーターという小さい針を自分の国の位置に合わせることができるので
認識も容易だ。(このポジションインジケータは地球と一緒に24時間に1回まわる)

下の写真では、日本は20と19の間にあるので、19時台ということがわかる。
オレンジの玉が分針だ。これは当然1時間に1回まわる。
通常の時計と異なり、ベゼルには24時間分数字が書いてるので、
ベゼルの数字の位置で分を読むと、5分,10分,15分とはならずに、
2分30秒、5分、7分30秒、10分、12分30秒、15分と、より細かい分割になる。
地球時計
だから、分はだいたいの雰囲気で、「**分くらい」と、読むのがこの時計との付き合い方だ。

上の写真の場合は、「19時25分くらい」だ。

そして、ベゼルの12の方向が必ず太陽の位置、方向を示しているので、
宇宙を意識することも可能だ。

06と18を直線で結ぶと、そこから下は夜、そこから上は昼、06近辺の世界は朝、
18近辺の国は夕方、、とサマータイムなどのローカルルールを超越した
地球と太陽の関係としての朝昼夜を体感することができる。

自分の中では、ゆっくりのんびり休憩・休息するオフタイムへの切り替えスイッチとして
着用していたので、今後もそうするだろう。
オフタイムに、秒針は不要! ”分” も大体わかればOKだ。

ちなみに腕につけて、腕を伸ばしてこの地球を見ると、月から観た地球の大きさに
なってると、解説してあった。

腕の中の小さな地球を見ていると、人々の活動なんて小さな地球のさらに小さな国の小さな地域での
活動の一部ということを考えさせられ、自分が普段思い悩んでることなんて、
ほんと、小さい、小さいっていう気になってきますなぁ。

まずは、私の相棒(オンオフ切り替えスイッチ付き)の帰還に祝杯をあげようか。

コメント

_ 酔ちゃん ― 2013年06月23日 09時52分17秒

それにしても相当派手な時計ですね。
時計に腕が付いてる!!!

_ TOS/V RE→酔ちゃん ― 2013年06月23日 23時46分56秒

いや~確かに。
ベゼル直径45mmですって。

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