ドイツ語(被)使い分け2008年10月07日 04時34分16秒

最初はあまり仕事のことを書く気はなかったのだが、
ちょっと心境の変化があったので、ボチボチ書いていこうか。

さて、最近はまったくドイツ語の勉強をやっていない。
その時間を他のことに割いているので、仕方ない側面は
少なからずあるが、それだけではない。
やはり語学のモチベーションを維持するには、

1.最悪の職場環境で、現地語での陰口をすべて把握する
 もしくはだまされないために持続する。(負のエネルギー)

2.最高の職場環境で、現地語で話したい誰かがいて
  話したいから持続する。(正のエネルギー)

3.もしくは1と2の中間。

仕事で使えたらかっこいいとか、ドイツ赴任で
ちょっとくらいドイツ語を使えないとかっこわるいかな、、、などと
いう浮ついた動機では、はっきり言って持続しない。
(例:自分)

そうは言いいながらも、幼稚園の門をくぐった程度の
ドイツ語を使うということは、それなりの覚悟が必要だ。

1.電話やメール、会話など仕事の速度が極端に遅くなる。
  ((1/2^2)^2倍速だ)

2.少し幼稚園ドイツ語を使用しただけで、
 「君は、いいドイツ語を話すね~」と
 100%おだて(褒め)文言が出た後、
 本格ドイツ語が容赦なく襲い掛かってくる。
 入門数日の初心者に、正拳正中線5連突き&上段回し蹴りを
 一呼吸の間に食らわすのと同じ所業だ。

3.この1と2のトラウマを払拭する労力
(例:自分)

そうこうしていくうちに、仕事がたまり自分にイライラしてきて、
英語に逃げていく。(決して英語が堪能なわけではない)

つまりそういうことなのだ、英語で仕事が回ってしまう事実。

1.仕事では英語で90%以上のことが事足りる。
2.残り10%のうち8%くらいは現物目の前で説明可能。
3.残り2%は現地人に任せれば事足りる。

そこに甘えの付け入る隙があったわけだ。
(ドイツ語学習に関しての”甘え”)
そうしてモチベーションがある高さ以上にいかない状態に
陥る。

正直なところ、自分のこのモチベーションを無理に持ち上げる
ことはないかな、とも考えている。

英語を話せない現地スタッフには、なんとか幼稚園ドイツ語で
対応し、うまくごまかしている。
多分、日本語で聞くと、こんな感じだろう。
「モータ、旋回の、だけ、してください、測定。」

現状満足は進歩の止まりなので、よくなく、もちろん現状不満足だが、
業務速度を下げずに、現地スタッフともうまくやっていくには
ちょうどよいバランスが必要かもしれない。

- - -
翻って、幼稚園に通う3歳の娘。8月から幼稚園に通い始めて
2ヶ月目、幼稚園の子供たちと元気よくドイツ語で話ながら
遊んでいるそうだ。(嫁談)

嫁さんも娘がドイツ語に慣れるために、ちょくちょくドイツ語で
話しかけているので、娘も対応しているようだ。(嫁談)

その娘が私に話しかけるときは、99%以上日本語だ。
そしてごくごくまれにドイツ語で話しかけてくれるが、
超初心者でもわかる文言しか使ってくれない。
「コムヘヤ(おいで)」

ドイツ語を使い分けされてる、私って。。。もう少し頑張ろうかな。

2008年10月07日 06時31分00秒

久しぶりにゆっくり雲を見た。

真っ暗な朝6時の便に乗り、
スペインに向かっている時だ。

~ ~ ~
前回と同じ便で、前回は仕事で日帰りだったが、
今回は余暇で、3日間ある。

雲泥の差だ。

通関もコントロールも特にトラブルなく通過できた。

座席指定のないチープフライト。

もう慣れたが3人分の席確保は、いつもちょっとだけ緊張する。
~ ~ ~

太陽が昇り始め、どこまでも続く雲が薄らと見え始めた。

雲は水の粒で出来ているが、なんで下に落ちていかない
のだろうなぁ、などと小学生っぽいことを考えてみた。

雨の日は、土砂降りでも目を開けていれば前は見えるのに
雲や霧はなんで、前が見えないのだろうか、などと
中学生っぽいことを考えてみた。

ごくごく当たり前のことだが、空気中に分布している密度が
異なるからだろう。

雲や霧を作っている水の直径は0.01mm程度。
普通の人は見えない粒だ。だが、粒の数が半端ではないのだろう。
そして不純物をくるんでいる可能性も高い。
そして軽い。5.2x10^-13kgくらいだ。ずっと上昇気流などに
よって高さを維持できる軽さだ。

圧倒的な数の粒が、遠方の光を遮ってしまうのだろう。

雨は、直径1mm程度といわれている。
0.0005gくらいだ。そこそこ落ちてきそうだ。

仮に、1mx1mに雲粒子が均等に、かつ1層あったとしたら
1億粒だ。(10000個x10000個)

この粒で雨を作ったとしたら、何個の雨が
作れるだろうか。
体積的には、1000個だ。
これが1mx1mに1層分布していたら、
31.6個x31.6個で、間隔は3cmちょっと。
向こう側が見えるはずだ。

などと、上空から雲を眺めながら、しょーもないことを
考えていた。(検算などしないように!)

遠くからみると確実にあるように見える雲だが、
触ろうと思っても0.01mmの直径では
人間の皮膚が検知しないだろう。

仕事とは無縁のこんな思考実験をするのも
余暇ならではだな、、フフン、などと考えていたら

ほどなくして飛行機は雲海に突入し、
小刻みな揺れをしながら、あっけなく着陸した。

そして人生3度目のスペインが始まった。

挑戦的 経営?2008年10月07日 08時05分27秒

ドイツでも最大級のツバイブリュッケンのアウトレット。
(最大級というだけで、最大ではない)

5日、12日、19日と、オッフェヌング・ゾンタック(日曜営業)を
する(した)らしい。

教会側、市側などと物議をかもし出しているこの
アウトレットだが、
ドイツ人、フランス人、ベネルクスからの隣人にとっても、
やはり日曜は暇なのだろう。(想像)

朝は教会へという教会側の主張と
13時からオープンというのは、なんともコンプロマイズされた
議論後の落としどころっぽい。(想像)

とは言っても、アウトレットに行っても、
自分の身体にあるサイズがなかったりすることが
多いので、最近、日曜に開いていても、行ってないなぁ。。